まぶたが重い
まぶたはゴミや埃が目に入ることを防ぐ・光を遮る・瞬きによって目の表面を潤すなど目を保護するための重要な役割を担っており、顔の目立つ位置にあることから、顔の印象に大きな影響を与える部位です。そのため、まぶたの疾患は健康被害だけでなく、顔の印象にも影響を及ぼすことがあります。
目の下にクマ(影)がある・ふくらみがある
目の周囲の皮膚は薄いため、加齢や筋力低下、乾燥、摩擦などが原因となってクマやたるみを生じることがあり、顔全体の印象にも影響を及ぼすことがあります。
加齢に伴う弾力・筋力低下
加齢に伴い、皮膚内のコラーゲンやヒアルロン酸が減少することにより、目の周囲の筋力が低下し、目の下の脂肪と皮膚が支えきれなくなることで、クマやたるみが生じます。また、肌のハリが失われることで、老けた印象を与えてしまいます。
眼窩脂肪によるたるみ
眼窩脂肪は眼球を支えるクッションのような脂肪で、加齢に伴う筋力低下や肌の弾力低下が原因で圧迫されることにより、ふくらんでしまい、目の下のたるみを生じます。
目元への刺激・目の酷使
PCやスマートフォンの長時間使用など目の酷使により、目の疲れや瞬きの回数が減ってしまうことで、目の周囲の筋力低下が起こりクマやたるみを生じる恐れがありますので、注意が必要です。
当院で行う治療
二重まぶたにしたい
二重には様々な種類があり、目の形により似合う二重も異なります。ご自身に合った二重にすることで、より華やかな印象を与えることができ、メイク映えも期待できます。
末広二重
多くの日本人に似合うとされている自然な二重です。目頭のラインが蒙古ひだの内側に収まり、目尻に向かって広がる形状で自然に目元に柔らかい印象を与えます。埋没法で末広二重を形成した場合は、元に戻りにくい特徴があります。
平行二重(幅広め)
欧米人に多い二重で、ハーフのような印象を与えることができます。二重のラインがまつ毛に沿って目頭から目尻まで平行に続きます。より華やかな印象にしたい方におすすめです。蒙古ひだの強い方は切開法を検討することがあります。
平行二重(幅狭め)
末広二重と平行二重(幅広め)の間です。自然で華やかな二重にしたい方におすすめです。蒙古ひだの強い方など患者様の目の状態によっては切開法を検討することがあります。
左右の目の大きさが違う
遺伝的要因、皮膚のたるみ、利き目の使用、骨盤のゆがみなどが原因となって、左右の目の大きさに違いが生じることがあります。また、目の大きさは同じでも二重のラインが異なる場合は、左右で目の大きさが異なっているように感じることがあります。
遺伝的要因
片目が二重、もう片目が一重や奥二重など二重のラインに左右差がある場合は遺伝的要因であることが多いです。
皮膚のたるみ
皮膚のたるみは加齢が原因となり生じることが多いですが、二重のりの長期使用、花粉症などで目をこする、紫外線による刺激などの外的刺激によりたるみが生じることがあります。
利き目の使用
利き目ばかりを酷使することで、利き目の筋肉が発達しまぶたは厚くなります。また、利き目でない目は筋肉が衰えてたるみが生じやすくなり、目の左右差が生じることがあります。
骨格の歪み
頬杖をつく・足を組む・片側で噛む・うつ伏せで寝るなどの癖により筋肉の付き方に左右差が出ることがあり、目の左右差が生じることがあります。