デリケートゾーンのお悩み

デリケートゾーンの黒ずみが気になる

水着 女性性行為を多く経験した方はデリケートゾーンが黒ずむというのは全く科学的根拠のない話です。デリケートゾーンの黒ずみは主に下記のような原因で生じ、適切なケアによって防ぐことができます。

デリケートゾーンが黒ずむ原因

摩擦

皮膚の摩擦が増えると、基底層のメラノサイトが刺激され、メラニン色素が生成されやすくなります。このメラニンが黒ずみの原因となります。

古い角質の蓄積

ターンオーバーが乱れると、古い角質が溜まりやすくなり、皮膚がカサカサと黒ずんだ状態になります。古くなった角質を落とすため、日頃からデリケートゾーンをしっかりと洗浄することが重要です。

ホルモンバランスの変化

デリケートゾーンの皮膚の色は女性ホルモンに影響されます。幼少期から年を重ねるごとに女性ホルモンが増えていくため、肌色から黒っぽい色へ変化していきます。

乾燥

乾燥した状態では皮膚がダメージを受けやすくなり、古い角質の蓄積やメラニン生成が増加しやすくなりますので、黒ずみの原因になります。

黒ずみに関しては、ぜひこちらの動画もご覧ください。

膣のゆるみが気になる

こんな症状はありませんか?

  • お風呂上りに膣からお湯が出てくる
  • 性交時の満足感が低下した
  • 膣から空気が出入りする
  • お腹に力を入れた時(くしゃみなど)で尿漏れが起こる

加齢によるたるみは顔だけでなく、膣にも生じます。

膣が緩む原因

加齢

加齢に伴う肌のコラーゲン量の減少や筋力低下などが原因となり、一般的には30歳ごろから膣のたるみが生じます。運動不足や姿勢の悪さなどの生活習慣により、悪化することがあります。

出産による膣のゆるみ

出産後は膣周辺の骨盤底筋群が衰えて、出産後の安静期間で筋力が低下しますので膣のゆるみが生じることがあります。

陰部のビラビラ(小陰唇)の大きさや形が気になる

小陰唇(ヒダ)の大きさや形については、個人差がありますが、通常は約4~5㎝の長さと約1~1.5㎝の幅が平均的とされています。ヒダを指で広げ、4㎝以上ある方は通常より大きい可能性があります。ヒダの大きさは遺伝的な要因やホルモンバランスの変化、加齢に伴う身体の変化などが影響します。

ヒダが肥大する原因

遺伝的要因

ヒダの大きさはほとんどが遺伝的要因であると言われています。遺伝子の影響を受けるリンパ管奇形やホルモンバランスの異常が原因となり、小陰唇肥大が生じることがあり、体が成長した思春期以降に気になり始める方が多いです。

ホルモンバランスの変化

思春期や妊娠、出産、更年期など、ホルモンバランスが変化する時期にヒダが拡大することがあります。女性ホルモンとの関連が強いため、ホルモンバランスの変化がある時期にヒダの拡大が生じる可能性があります。

加齢

加齢に伴い、女性器の組織も老化し、ハリや柔軟性が失われることがあります。これがヒダの見た目に変化をもたらし、大きさや形状が気になり始めることがあります。

後天的な疾患

アトピー性皮膚炎や外傷、炎症、腫瘍などが原因でヒダが拡大することがあります。

小陰唇縮小術についてはこちらの動画もご覧ください。

当院で行う治療

陰部のヒダ(小陰唇)の左右差が気になる

このような症状はありませんか?

  • 排尿時のトラブル
  • 日常生活での陰部の痛み
  • 陰部の違和感
  • 女性器付近のニオイが気になる
  • 性交渉にネガティブな気持ちになる
  • 婦人科健診などで見られることが気になってしまう

上記のような症状がある場合はヒダに左右差が生じている可能性があります。小陰唇の左右差は主に遺伝的要因やホルモンバランスの乱れなどが原因で生じます。妊娠・出産・更年期・加齢などをきっかけにヒダの変化に気付かれる方もいらっしゃいます。気になることがございましたらお気軽に当院までご相談ください。

こちらの動画もご覧ください。

陰部の擦れ・蒸れ・痒み

性交渉の時に痛みがある・感じにくい

部屋で過ごすきれいな女性性交痛は人に相談することができずに一人で悩まれている方も多くいらっしゃいます。痛みが原因でパートナーとの関係やお付き合いをすることにも消極的になってしまうことがあります。性交時の痛みは婦人科形成で改善できる場合がありますので、まずはお気軽にご相談ください。

性交痛・感じにくい原因

処女膜強靭症

初めて性交渉を行うと、薄く柔らかい処女膜が破れますが、処女膜強靭症がある場合、生まれつき処女膜が厚く硬い状態で、性交渉をしても破れません。そのため、性交時の激しい痛みを起こしやすくなります。

女性ホルモンの減少による膣萎縮

膣には女性ホルモンの1種であるエストロゲンが存在し、膣に弾力や潤いを与えます。更年期・無月経・卵巣機能不全などが原因でエストロゲンが減少すると、膣の弾力や潤いが失われ、性交時の痛みを生じやすくなります。

ストレスによる膣萎縮

膣の状態はストレスによる影響を受けやすいため、緊張やストレスなどによって膣が濡れにくくなることで痛みを生じやすくなります。過去の性交渉にトラウマがある、疲れている、性交渉をする気分ではない場合などは膣が濡れにくくなります。

ヒダが大きい

膣の入口の左右のヒダが大きい場合は、性交渉時に引っ張られることで痛みを生じることがあります。

ふとした瞬間に尿漏れがある

尿漏れは自分の意思とは関係なく突然尿が漏れる状態です。年代を問わず誰にでも起こる可能性があります。尿漏れは適切な治療を受けることで改善できますので、お気軽にご相談ください。

尿漏れの原因

女性ホルモンの減少による筋力・筋肉量の低下

尿漏れはくしゃみなど腹圧がかかった時に起こりやすく、骨盤底筋が低下して上手く機能しないときに生じます。女性ホルモンが急激に減少し、筋力や筋肉量が低下する更年期に尿漏れが起こりやすいです。

尿道付近のコラーゲンの減少

尿道付近のコラーゲンは尿道を支える役割を担っていますが、加齢に伴ってコラーゲンが減少することで、尿漏れが起きやすいです。

肥満

肥満は骨盤底筋へダメージを与え、筋力が低下することで尿漏れを起こしやすいです。

神経異常

排尿は脳によってコントロールされていますが、脳に何らかの異常が生じると排尿のコントロールができなくなり、意思と関係のない尿漏れが生じます。

筋力低下

尿道を締める筋力の低下で排尿の我慢が難しくなります。腹圧性尿失禁を合併していることもあります。