10代での婦人科形成【症例写真】小陰唇縮小術は未成年でも可能か・デメリットを説明します
今回はよく公式LINEなどで質問をいただく「婦人科形成の手術を10代で受けられるか」また「何歳からなら安全に受けることができるか」というテーマでお話しをしていきます。
婦人科形成の手術の種類や基本的なところから受けていただく患者様の年齢や様々なエピソードについて詳しく解説をしていきます。
婦人科形成とは
婦人科形成は、女性の外陰部に対する美容整形手術の一種です。
この手術は、見た目の改善、機能的な問題の解決、または両方を目的として行われることがあります。外陰部の形状にコンプレックスを持つ女性や、出産や加齢による形状の変化で不便を感じている女性が対象となることが多いです。
婦人科形成の様々な施術
婦人科形成には、様々な手術や施術があります。 渋谷あおぞらクリニックでは膣への注入治療やレーザー、小陰唇・大陰唇の手術など様々な婦人科形成の処置を行っており、患者様お一人ひとりのお悩みやニーズ、理想などを伺って婦人科形成の治療プランを立てています。
小陰唇縮小術などの切開手術
小陰唇縮小術は、大きさや形が不揃いな小陰唇を整形する手術です。見た目が気になるという方に対して見た目を整えるためにおこなうだけでなく、大きな小陰唇がこすれることによる痒みや不快感を解消する目的でも行われます。渋谷あおぞらクリニックでは、基本的に静脈麻酔下でこのような婦人科形成の手術が行われることが一般的です。
小陰唇縮小術以外にも、副皮除去術や陰核包茎の手術、大陰唇たるみとりなどが婦人科形成の切開手術として代表的です。
膣や大陰唇への注入治療
婦人科形成の注入治療としては、ヒアルロン酸を入れることとご自身の脂肪を入れることがあります。
膣の中にヒアルロン酸注射や脂肪注入をおこなう場合には膣の締まりを良くしたり尿漏れやお湯漏れのお悩みを解消することが目的です。他にも、加齢にともなう膣粘膜の萎縮に対して
や自己脂肪を膣壁に注入し、膣の弾力を高めたり、乾燥を改善することを目的としています。この治療は、性交痛の緩和や性感の向上にも寄与することがあります。
一方、大陰唇への注入治療は、加齢や体質、ダイエットなどによって痩せてたるみ、シワが増えてしまった大陰唇をふっくらさせる目的で行われます。
処女膜切開・処女膜再生手術
婦人科形成の一分野として「処女膜」の手術があります。処女膜とは、膣の入り口にある粘膜のこと。
たとえばの処女膜が分厚い・固い・広がりづらいといった場合には性交渉が困難となる場合があります。ひどい場合は「処女膜強靭症」と言われることもあり、その固い処女膜を医学的に切開して開口部を広げるのが「処女膜切開」の手術です。
一方、処女膜再生手術というのは「性交渉の経験がないと思われたい」「処女膜が裂ける感覚を味わいたい」などの理由で、切れて広がってしまった処女膜を一部ぬい寄せて元の状態に戻す手術です。
処女膜の手術についてはこちらの記事もご覧ください。
処女膜の手術〜再生・切開〜受ける理由や費用を説明します
インティマレーザー
インティマレーザーは、デリケートゾーン専用レーザーとして大変人気で質の良いレーザーとして知られています。レーザーを用いて外陰部や膣の表皮を再生させる非侵襲的な治療法です。膣の引き締めや乾燥改善、尿漏れの軽減など、様々な効果が期待されます。
婦人科形成は10代でも可能なのか
一般的に、婦人科形成手術は成人女性を対象としており渋谷あおぞらクリニックでも18歳以上のかたに原則お受けいただいております。一方、医学的または心理的な必要性がある場合、よりお若いかたでも受けることが可能です。渋谷あおぞらクリニックでは婦人科形成を16歳以降でおうけいただけます。
ただし、18歳に満たないご年齢で手術を受ける場合は親権者様の同意が必要不可欠であり、カウンセリングには一緒にお越しいただくことをお願いしています。ご本人とご家族には慎重なカウンセリングを通じて、その必要性と手術のリスクについて十分に理解していただくことが求められます。また、身体的にまだ発展途上であることを考慮し、医師が個々の状況に応じて適切なアドバイスを提供することが重要です。
また、渋谷あおぞらクリニックでは婦人科形成について15歳未満での手術はお断りしております。これは、患者様がまだ二次性徴の過程にある可能性が高く、陰部の状態も成長とともに変化するからです。発達途上にあるお身体への影響を考えての判断であることをご理解ください。
婦人科形成を受ける人が多い年齢は?
婦人科形成手術を受ける女性の年齢は幅広いですが、特に20代後半から40代にかけての女性が多いです。
お若いかたはVIO脱毛を受けるにあたってご自身の陰部の形状を目の当たりにして気になるようになったというかたが多いです。また、初めてパートナーができた・性交渉の機会があって気になるようになり婦人科形成を検討したというお話しをうかがうこともあります。
また、30代くらいのかたは出産経験による身体的変化を感じたり、それ以降では加齢による自然な変化に対処したいと感じたりすることが多く、見た目の改善や機能的な問題の解決を求めて婦人科形成の手術を選択することがあります。また、自己の性的な満足感を高める目的で手術を受ける女性もいます。
こちらの動画もぜひご覧ください。
10代で婦人科形成手術を検討する際のポイント
10代で婦人科形成手術を検討する際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
保護者の同意を得る
未成年者が手術を受ける場合、法的に保護者の同意が必要です。渋谷あおぞらクリニックで婦人科形成を受けていただく際にも、まずカウンセリングに親権者様に同伴いただくことを必須としております。
適切なタイミングを考慮する
手術や施術の性質により異なりますが、身体の発達が未完全な10代での手術は場合によっては将来的に他の医療的な問題を引き起こすリスクがあります。医師と十分に相談し、婦人科形成を受ける適切なタイミングを選ぶことが重要です。
丁寧なカウンセリングを受ける
婦人科形成の手術を受けるにあたり、医師から詳細なカウンセリングを受けることが必須です。丁寧なカウンセリングを通じて手術の目的、期待できる結果、リスクなどが明確になり、患者様自身の意志で正しい決断をできるようになります。
手術のデメリットを把握する
婦人科形成に限らず、あらゆる手術にはリスクや副作用が伴います。感染症のリスク、手術後の回復期間中の不便さ、望まない結果につながる可能性も正しく理解した上で手術を受けることが大切です。
保護者のサポート
婦人科形成の手術を受ける際には、精神的、物理的なサポートが必要です。ご家族や保護者も手術の内容を把握してご本人を優しくサポートすることが、手術後の回復を助ける重要な要素となります。
婦人科形成を10代で受けると後悔する?
「若くして婦人科形成を受けて後悔しないでしょうか・・・?」そんな質問を受けたことがあります。
どんな手術でも、婦人科形成や美容整形でなくても、手術を受けたことでマイナスの気持ちになる可能性はあります。手術の結果が期待に沿わない場合や、未成熟な判断で手術を選んだ結果、後になって異なる選択をしたかったと感じることもあります。
だからこそ婦人科形成の手術を決定する前には十分な情報収集とカウンセリングを行い、自分にとって本当に必要な手術かどうかを慎重に考えることが必要です。特に10代は心身の成長が続いている時期であり、手術が将来に及ぼす影響を完全に理解するのは困難です。このような理由から、婦人科形成においても医師や保護者との密接なコミュニケーションが非常に重要です。
婦人科形成の手術で後悔しないために、しっかり医師と信頼関係を築きリスクなどを把握しておくようにしましょう。
渋谷あおぞらクリニックでは術後みなさんに安心してお過ごしいただき手術の結果にご満足いただくために、こうした丁寧な説明やカウンセリングを重視しています。
10代の婦人科形成の症例
👧10代の婦人科形成の症例
10代で婦人科形成手術を検討するとなると、医学的または心理的な必要性が非常に強く感じられる場合のみとなります。
例えば、うまれつきびらびら(小陰唇)が大きい・左右差が著しいなど先天的な外陰部の異常や重度の非対称性があり、それが自尊心に影響を与え、日常生活に心理的な負担をもたらしている場合などです。また、スポーツやその他の活動中に機能的な不便を感じるケースもあります。
婦人科形成手術を受けるなら
渋谷あおぞらクリニック
婦人科形成手術を検討する場合、クリニック選びはとても重要です。渋谷あおぞらクリニックでは、最新の医療設備を用いて経験豊富な医師が婦人科形成の手術や施術を担当します。技術的な質の高さはもちろんですが、皆様に安心して施術を受けていただくため、不安のない状態で診療を受けていただくこと・なんでも質問しやすい雰囲気づくりを大切にしています。
渋谷あおぞらクリニックでは、医師がそうした繊細で深いお悩みを解決するために、患者様お一人ひとりに対して丁寧なカウンセリングをおこなっています。
レーザーや注入治療から手術まで幅広い選択肢の中から何がよりニーズに合うか判断して、カスタマイズされた治療プランをご提案します。
婦人科形成の施術は決して単純なものではなく、ご自身ではどんな治療が適切なのかわからないということも多いはずです。そのような場合もぜひお気軽にお問い合わせください。
ご予約はwebサイトから、お問い合わせは公式LINEからお願いいたします。
女性器・婦人科形成のあれこれについては下記YouTubeもぜひご覧ください!