ブログ

更年期は、ホルモンの変化により体にさまざまな影響が出やすい時期です。

特にデリケートゾーンにおいては、乾燥、不快感、かゆみ、性交時の痛みといった症状が出ることが多く、

多くの女性が悩みを抱えています。

このような症状が日常生活に影響を与え、不快な思いをすることも少なくありません。

この記事では、セルフケアから医療的アプローチまで、具体的な方法をわかりやすくご紹介し、

更年期の悩みを改善するお手伝いをいたします。

 

 

 

更年期におけるデリケートゾーンの変化

更年期というと、息切れやほてり、つかれやすさなどの変化を自覚するかたが多いです。

一方、実は更年期にはデリケートゾーンの状態が大きく変化し、

その変化に悩む女性が少なくありません。

まずは、更年期にデリケートゾーンがどんな変化を生じやすいのか説明していきます。

 

• 日常生活への影響

更年期になると、エストロゲンの減少によりデリケートゾーンの潤いが減少します。

以下のような症状が見られることが多くなります。

 

• 乾燥とそれによるかゆみやヒリヒリ感

潤いが失われることで、デリケートゾーンの肌が乾燥しやすくなり、

軽い摩擦でもかゆみやヒリヒリした不快感が生じることがあります。

 

• 性交痛

デリケートゾーンの乾燥やハリの低下は、性交時の摩擦による痛みを感じやすくするため、

満足のいく性生活が難しくなることもあります。

 

• 心理的な影響

こうした症状は、体だけでなく精神的なストレスも引き起こし、

日常生活や人間関係に悪影響を及ぼすことがあります。

自信を失いがちになることも少なくありません。

さらに、デリケートゾーンのケアに適した素材の下着や、刺激の少ない専用の洗浄剤を使うことで、

症状の悪化を防ぐことができます。

 

自宅でできる更年期のデリケートゾーンケア

自宅でできるケアにはいくつかの方法があり、日々のケアの一環として取り入れることができます。

保湿ケア

デリケートゾーン専用の保湿クリームやジェルを使用することで、

潤いを補給し乾燥によるかゆみや不快感を軽減します。

皮膚の柔らかさを保ち、潤いを持続させるためには、定期的なケアが大切です。

専用の洗浄剤を使う

デリケートゾーンは、通常のボディソープではなく、専用の低刺激洗浄剤を使うことで乾燥を防ぎ、

かゆみの原因を減らすことができます。

よかれと思って刺激の強い石鹸でごしごし洗ってしまうと、デリケートゾーンの繊細な皮膚や粘膜を

却って痛めてしまうリスクがあります。

食事と生活習慣

ビタミンEや亜鉛を多く含む食材（ナッツ類、ほうれん草、卵など）を意識的に摂ることで、

肌の健康を保つサポートになります。また、適度な運動は血流を促進し、体全体の調子を整える助けになります。

 

 

デリケートゾーンケアの医療的アプローチ

更年期のデリケートゾーンの変化について、自宅でのケアだけでは改善が難しい場合、医療機関での専門的なケアが有効です。

以下の治療法を通じて、より深いレベルで症状を改善することができます。

もし悩まれているかたはぜひ気軽にご相談ください。

インティマレーザー

デリケートゾーンの乾燥やかゆみ、ハリを取り戻すためにレーザーを使った治療法です。

レーザーが肌の深部に作用し、コラーゲン生成を促して肌に潤いと弾力をもたらします。

痛みが少なく、ダウンタイムがほとんどないため、忙しい方でも気軽に受けられます。

膣ヒアルロン酸注入

膣内に直接ヒアルロン酸を注入することで、乾燥を和らげ、性交時の痛みを軽減する効果があります。

ヒアルロン酸は保湿効果が高く、短期間で潤いを実感できるのが特徴です。

インティマレーザーと併用することで、より持続的な改善が期待できます。

 

 

 

インティマレーザー治療の詳細

ここからは、更年期前後のデリケートゾーンの変化に対する治療法として人気な「インティマレーザー」について、

その詳細を説明していきます。

 

インティマレーザーで期待できる効果

インティマレーザーはデリケートゾーンの乾燥や不快感を改善するのに役立ちます。

レーザーの光が肌の奥深くまで届き、コラーゲンを生成することで、肌の弾力や潤いが増し、

かゆみや摩擦による不快感が軽減されます。

 

• インティマレーザーの施術の流れ

初めに医師とのカウンセリングが行われ、現在の症状や悩みを確認します。

お友達やご家族にも相談できないようなデリケートなお悩みを抱えているかたも多いので、

当院ではできるだけ皆様に安心してお悩みを打ち明けていただけるような雰囲気づくりを意識しています。

その後、専用機器を使ってレーザー治療が行われます。

施術自体は約20分ほどで、術後のダウンタイムもほとんどなく、当日から通常の生活が可能です。

 

• インティマレーザーの治療頻度と費用

インティマレーザーの効果は1回の治療でも感じることが多いですが、更年期真っ只中で症状が重い場合には、

複数回の施術を推奨されることもあります。

通常、1か月おきに数回の治療を行うことで持続的な効果が得られます。

保険適用外となるため、事前に費用を確認しておくと安心です。

 

渋谷あおぞらクリニックで受けられる専門ケア

渋谷あおぞらクリニックでは、更年期によるデリケートゾーンの悩みに特化した治療を提供しています。

経験豊富な医師が、一人ひとりの症状に合わせたカスタマイズ治療を提案し、

患者様のプライバシーを守りながら丁寧に対応しています。

また、施術の際には痛みに配慮した方法を採用しており、リラックスした状態で治療を受けることが可能です。

 

 

よくある質問

ここからは、更年期前後のデリケートゾーンのお悩みに関して

よく患者様からいただくご質問を挙げていきます。

Q,インティマレーザーと膣ヒアルロン酸注入の違いは？

A,インティマレーザーは、肌の奥深くに働きかけ、コラーゲン生成を促すことで弾力と潤いを引き出します。

ヒアルロン酸注入は、即効性が高く、注入した部分に直接潤いを与えていきます。

どちらの施術も膣内にうるおいを与え、粘膜の質を向上させることができ更年期のデリケートゾーンのお悩みに有効ですが

ヒアルロン酸のほうが一度で大きな変化を得られる点や、凹凸に注入することでお互いの感度アップを図れる点が異なります。

どちらのほうが適しているかの判断は難しい面がありますので、

カウンセリングの際に様々な治療プランを医師から提案させていただきます。

Q,治療中の痛みはありますか？

A,インティマレーザーやヒアルロン酸注入は、ほとんど痛みを感じない治療法です。

施術後もダウンタイムが少ないため、通常は日常生活に影響を及ぼすことなく、安心して受けられます。

インティマレーザーの際にはクリーム麻酔を、膣ヒアルロン酸の際には静脈麻酔を原則使用します。

 

Q,効果を感じるまでにどのくらいかかりますか？

A,インティマレーザーは、1回の治療で効果を実感する方が多いですが、より持続的な改善を望む場合は、

複数回の施術をお勧めしています。膣ヒアルロン酸は注入後すぐに効果を感じやすく、即効性がありますが、

効果を長く保つためには定期的なメンテナンスが推奨されます。

 

 

更年期ケアにおける長期的な効果とメンテナンス

インティマレーザーや膣ヒアルロン酸注入によるケアは、持続的に快適な状態を保つのに役立ちます。

しかし、更年期特有のホルモン変化は続くため、定期的なメンテナンスが効果の持続に重要です。

渋谷あおぞらクリニックでは、長期的な効果を保つために適切なメンテナンスプランを提案しており、

安心して症状の改善に取り組むことができます。

 

 

まとめ

更年期によるデリケートゾーンの悩みは、早めの対策が大切です。

渋谷あおぞらクリニックでは、患者様の症状に合わせた専門的なケアを行い、日常生活を快適に過ごせるお手伝いをしています。

ぜひ一度、無料カウンセリングにてお気軽にご相談ください。ご予約はwebサイトからお願いいたします。