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更年期、陰部のヒリヒリ感を治す方法 〜市販薬から手術まで〜 デリケートゾーンの潤い不足に悩むかたへ

インティマレーザー  / 婦人科形成  / 性交痛や不感症の治療  / 膣ヒアルロン酸

更年期は女性の人生において大きな変革期とされ、体だけでなく心にも多くの影響を及ぼします。

 
特に、陰部のヒリヒリ感痒みなどの不快な症状は、日常生活において無視できない問題となりがちです。
 
この記事では、更年期によく見られるデリケートゾーンの問題に焦点を当て、医学的見地からその原因と対処法を詳しく解説します。
 
また、具体的な治療方法や自宅でできる緩和策も紹介していきます。
 
更年期の陰部不快感は多くの女性が経験するものです。
 
今まさに更年期だというかたもそうでないかたも、適切な知識と対策を学んでおくことが非常に重要です😊
 

渋谷あおぞらクリニックでは、婦人科形成と言われるデリケートゾーンの施術を幅広くおこなっております。

陰部のにおい・かゆみ・痛い・黒ずみ・大きさ・形・左右差・・・

そのほかにも性交痛や不感症など

ちょっとしたことでもお悩みがある場合はぜひ気軽にご相談におこしくださいね。

 
こんなお悩みがある方に
 
 
 

更年期に陰部がヒリヒリする原因

 
更年期に入ると、女性ホルモンが急激に減少し始め、これが多くの身体的変化を引き起こします。
 
特にエストロゲンは、皮膚の保湿と保護機能を維持するために不可欠であり、このホルモンの減少は皮膚の薄化乾燥弾力性の低下を引き起こします。
 
更年期の陰部のヒリヒリ感は、このようにして敏感になった皮膚が、衣服の摩擦や微小な刺激に反応することで発生します。
 
さらに、陰部のpHバランスの変化も症状を引き起こす要因となり得ます。
 
これらの変化は、日常的な不快感に加え、感染症のリスクを高めることもありますので、早期の対応が推奨されます。
 
 
 
 

更年期によくあるデリケートゾーンの症状

更年期に伴うデリケートゾーンの症状は多岐にわたりますが、主に以下のようなものがあります。
 
 
  • 乾燥:エストロゲンの減少により陰部の皮膚や粘膜が十分な潤いを保てなくなり、乾燥が進むことで痒みや刺激感が生じます。この乾燥は、皮膚が薄く、敏感になることでさらに症状が悪化します。
  • 性交痛:潤滑液の減少は性交時の痛みを引き起こす主な原因です。これにより、性行為が不快なものとなり、パートナーとの関係にも影響を及ぼす可能性があります。性交渉のたびに陰部がヒリヒリする、奥が痛い、入口が痛いなどさまざまな種類の性交痛が生じやすくなります。
  • 違和感:乾燥以外にも、緊張感や腫れ、時にはおりものの変化など、不快感を伴う症状が現れることがあります。これらの症状は、日常生活においても大きなストレスとなり、女性の心の健康にも影響を及ぼすことがあります。
 
更年期に現れるこれらの症状は、多くの女性が経験する共通の問題です。
 
しかし、それぞれの症状は個人差があり、何が普通で何が異常なのかを見極めるのは難しい場合も多いです。
 
適切なケアと治療により、これらの不快な症状を管理し、更年期をより快適に過ごすことが可能です。
 
次の項目からは、市販のクリームやワセリンが更年期の陰部のヒリヒリ症状に対してどの程度効果的か、またどのような対処法が推奨されるかを掘り下げていきます。
 
 
 
大陰唇たるみとりについて
 
 
 

陰部のヒリヒリは市販のクリームや
ワセリンで治る?

ワセリンとは?

ワセリンは石油から作られるゲル状の物質で、主に保湿効果があります。
 
ワセリンは皮膚に薄い保護層を作り、水分の蒸発を防ぎます。これにより、一時的に陰部の乾燥やヒリヒリ感を和らげることができます。
 
しかし、ワセリンは症状の根本的な原因には作用しないため、症状の完全な解決には至りません。
 
また、過剰に使用すると皮膚が呼吸できなくなることがあるため、使用量には注意が必要です。
 

市販のクリームでヒリヒリは治る?

市販の保湿クリームは、ワセリン同様に陰部の乾燥を防ぎ、一時的な症状緩和に役立つことがあります。
 
これらのクリームには、保湿成分の他に、抗炎症成分鎮痛成分が含まれている場合もあります。
 
しかし、これらのクリームも根本的な原因には対処しないため、症状が続く場合は専門の医師に相談することが重要です。
 
また、デリケートゾーン専用の製品を選ぶことで、ヒリヒリする刺激を最小限に抑えることができます。
 
診察風景
 
 

陰部のヒリヒリを医療で解消する方法
①インティマレーザー

ここからは、渋谷あおぞらクリニックでもおこなっている医療施術で更年期の陰部のヒリヒリ感を改善する方法であるインティマレーザーについて説明していきます。

インティマレーザーとは

インティマレーザーは、陰部の粘膜や皮膚に対しておこなう、デリケートゾーン専用の非侵襲的な医療用レーザーです。
 
このレーザーは、外陰部や膣などの組織に特殊な光と熱を加えて新しいコラーゲンの生成を促し、膣粘膜の状態を良くして厚みを増し、自然な潤滑を改善します。
 
また、膣の血流を良くすることで陰部の健康を全体的に向上させる効果があります。
 
 
 
インティマレーザー
 

インティマレーザーの効果

インティマレーザーは、陰部のヒリヒリ感乾燥性交痛膣のゆるみなどの症状を軽減するのに効果的です。
 
治療は通常、月に1回のペースで行われ、最適な効果を得るために3〜5回繰り返すことが推奨されます。
 
治療は20分程度で終わり、クリーム麻酔を併用するため痛みはほとんど感じられません。
 

インティマレーザーの注意点

インティマレーザー治療を受ける際には、医院選びが非常に重要です。
 
経験豊富な医師による正確な診断と治療計画が必要であり、不適切な施術は副作用を引き起こす可能性があります。
 
また、治療後は軽度の違和感や出血、おりものの増加が生じることがあるため、これらの症状が持続する場合は医師に相談することが大切です。
 
また、インティマレーザーは保険適用外の自費治療であるため、費用と効果を十分に検討した上で治療を開始することが推奨されます。
 
 

 

陰部のヒリヒリを解消する方法②膣ヒアルロン酸

 
ここからは、更年期の陰部のヒリヒリを改善する、レーザーとは違う方法をご紹介します。用いるのはヒアルロン酸です。
 

膣ヒアルロン酸ってどんな施術?

膣ヒアルロン酸は、乾燥やヒリヒリ感を和らげるために膣内にヒアルロン酸を注入する治療方法です。
 
ヒアルロン酸は水分を保持する能力が高く、膣内の乾燥を改善し、粘膜の保護と修復を助けます。
 
この治療は特に更年期前後の女性に推奨され、膣の自然な潤滑を回復させ、痛みや不快感を軽減します。
 
 

膣ヒアルロン酸の効果

膣ヒアルロン酸治療は、ヒリヒリ感や乾燥だけでなく、膣の引き締め性交痛の軽減感度の向上名器形成といった複数の効果が期待できます。
 
治療は30分程度で完了し、注入による痛みは局所麻酔と静脈麻酔によって最小限に抑えられます。
 
効果は数ヶ月持続することが多く、定期的な再注入で継続的な改善が見込めます。
 
 
インティマレーザーと膣ヒアルロン酸は、それぞれ特有の利点と注意点があり、自身の症状や生活環境、予算に合わせて選択することが大切です。
 
陰部の不快感に悩む更年期の女性は、ぜひ治療経験が豊富な専門の医師と相談しながら最適な治療方法を決めていってください。
 
 
 

陰部のヒリヒリ感を解消するためにできること

更年期における陰部の潤い不足やヒリヒリ感は、女性の生活の質を大きく落としうる症状です。
 
しかし、適切な生活習慣の採用と簡単な自宅ケアによって、これらの問題をある程度改善することができます。
 
 
  • 適切な保湿:デリケートゾーン専用の無香料かつ低刺激の保湿剤を選び、毎日のケアに取り入れることが重要です。これにより、皮膚のバリア機能を強化し、乾燥を防ぎます。
  • 温水洗浄:トイレ後の清潔を保つために、温水洗浄機能付きのトイレを使用すると良いでしょう。これは刺激を最小限に抑え、更には清潔を維持するのに役立ちます。
  • バランスの取れた食事:水分を多く含む食品やオメガ3脂肪酸が豊富な食品を摂取することで、体内から潤いを促進します。また、ビタミンCやEを多く含む食品は皮膚の健康にも貢献します。
  • 適度な運動:適度な運動は血行を促進し、全身の機能を活性化させます。これにより、デリケートゾーンの血流が良くなり、健康を維持できます。
  • 膣のマッサージ:セルフプレジャーでも良いですが、清潔な指を膣内に浅く挿入し、優しく全体をもむようにマッサージしてみてください。適切な刺激によって膣粘膜の血流を改善させる効果を期待できます。膣の痛みがある場合には無理しないことも大切です。
 
これらの対策を日常生活に取り入れることで、更年期に伴う陰部の不快感を軽減し、より快適な日々を送ることが可能になります。
 
 
イメージ画像
 
 
 

更年期の陰部のヒリヒリに関するよくある質問

ここからは、更年期における陰部の不快感・ヒリヒリする症状に関してよくある質問にお答えします。
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レーザーと膣ヒアルロン酸はどちらが良いですか?

    • これは患者様お一人ひとりの症状や体質、期待する効果により異なります。
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    • レーザーは一般的に組織の再生を促し、長期的な改善を目指しますが、ヒアルロン酸は即効性があり、症状の緩和が速やかに感じられます。
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    • ぜひカウンセリングの際に、今お困りの症状の程度や今後の理想、治療を受けるにあたって大切にされることなどを医師にしっかりお伝えください。
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更年期の性交痛の治し方は?

  • クリニックでできる性交痛の治療としては、インティマレーザーによる治療やヒアルロン酸注入が選択肢として考えられます。
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  • 一方、膣の入り口の粘膜が突っ張っていることで痛みが生じる場合には「処女膜切開」という手術が適応になることもあります。
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  • 膣の入り口の痛みと処女膜切開については以下の記事もご覧ください。

処女膜の手術〜再生・切開〜受ける理由や費用を説明します

 

更年期、性行為後にしばらくあそこがヒリヒリするのは病気ですか?

  • 性行為後のヒリヒリ感は、膣の乾燥や摩擦によるものが多いですが、それが急に生じた場合や痛みが非常に痛い場合・おりものの状態が変化した・しっかり出血があるといった場合には、感染症や他の医療状態の可能性もあります。
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  • このような症状が続く場合は、産婦人科医に相談してください。
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更年期のデリケートゾーンケアなら渋谷あおぞらクリニック 

更年期に伴うデリケートゾーンの不快感に対して、渋谷あおぞらクリニックは専門的な治療をおこなっています。
 
患者様お一人ひとりの症状に合わせた個別の治療計画に沿って施術をおこないます。
 
 
  • 経験豊富な医師:渋谷あおぞらクリニックの医師は、女性のデリケートゾーンに関する広範な知識と経験を有しており、安全で効果的な治療を提供します。
  • 多様な治療オプション:インティマレーザー、膣ヒアルロン酸注射、婦人科形成の手術など、様々な治療方法を用いて、患者の具体的な症状に応じた最適な解決策を提案します。
  • 患者さま中心のケア:渋谷あおぞらクリニックでは、患者様のプライバシーと快適さを最優先し、細心の注意を払って対応します。

 

診察風景

 

 

まとめ

デリケートゾーンの乾燥やひりつき、膣のゆるみや性交痛など、悩まれる方は多くいらっしゃいます。
 
専門的な知識が豊富な医師での、適切なカウンセリングが治療の第一歩になりますので、デリケートゾーンのお悩みのある方は、ぜひ渋谷あおぞらクリニックでお待ちしております😊
 
 
 
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