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更年期のおすすめフェムケア【陰部のヒリつき・痒み解消】

インティマレーザー  / デリケートゾーンのケア  / デリケートゾーン専用レーザー  / 婦人科形成  / 小陰唇縮小術

はじめに〜更年期とフェムケア〜

更年期に入ると、多くの女性が身体や心の変化に戸惑うことがあります。特に、デリケートゾーンの変化や不快感は、日常生活に大きな影響を与えることがあります。

本記事では、更年期におけるフェムケアの重要性について詳しく説明し、具体的な治療方法としてインティマレーザー小陰唇縮小術、そしてVIO脱毛についてご紹介します。

これらの情報を通じて、読者の皆様が自分に合ったケア方法を見つけ、より快適な日常を送るための手助けができれば幸いです。

診察風景

更年期とは?

更年期は、一般的に40代後半から50代にかけての期間を指し、女性の身体が閉経に向かって準備を進める時期です。

この時期には、エストロゲンとプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌が減少し、これに伴ってさまざまな身体的・心理的な変化が起こります。更年期の代表的な症状には、ホットフラッシュ(突然の体温上昇)、寝汗、気分の変動、疲労感、そしてデリケートゾーンの乾燥やかゆみなどが挙げられます。

 ホルモンバランスの変化は、女性の体全体に影響を及ぼし、特にデリケートゾーンの肌や組織が薄くなり、乾燥しやすくなることがあります。このため、更年期には特にフェムケアが重要となります。


施術

更年期におけるフェムケアの必要性

 更年期に入ると、デリケートゾーンの肌や粘膜が薄くなり、乾燥やかゆみ、痛みを感じやすくなります。

また、色素沈着やシワの発生といった見た目の変化も起こりやすくなります。

これらの症状は、日常生活の質を低下させるだけでなく、心理的なストレスも引き起こします。そのため、適切なフェムケアを行うことは非常に重要です。

 適切なフェムケアを行うことで、デリケートゾーンの健康を保ち、不快感を軽減することができます。 また、セルフケアに加えて、専門の美容クリニックでのケアを受けることで、より効果的に症状を改善することができます。

特に、更年期におけるフェムケアには、インティマレーザー、小陰唇縮小術、VIO脱毛といった専門的な治療が有効です。

 この次は、これらの治療方法について詳しく説明していきます。

 

インティマレーザーによる治療

 まずは当院でも大変お受けになるかたが多い、インティマレーザーについてです。

インティマレーザーは、デリケートゾーンの若返りを目的としたレーザー治療です。

この治療は、膣内や外陰部の組織を再生し、コラーゲンの生成を促進することで、乾燥やかゆみ、緩みといった更年期特有の症状を改善します。インティマレーザーは非侵襲的な治療方法であり、痛みも少なく、ダウンタイムもほとんどありません。

            インティマレーザー

 

更年期におけるインティマレーザーの利点

 更年期にはホルモンバランスの乱れにより、膣内や外陰部の乾燥、かゆみ、緩みなどが発生しやすくなります。

インティマレーザーはこれらの症状を改善し、膣内の潤いを保ち、外陰部のハリや弾力を取り戻す効果があります。 さらに、インティマレーザーは更年期に特に多い性交時の痛み、特に膣のひりつきや奥の痛みを解消する効果もあります。加齢に伴う濡れづらさを改善し、性交時の快適さが向上します。この治療により、性生活の質が大幅に向上することが期待されます。

また、インティマレーザーは尿漏れの改善にも効果があります。膣の緩みが原因で起こる軽度の尿漏れを改善し、日常生活の不快感を軽減します。これにより、生活の質が全体的に向上し、自信を取り戻す助けとなります。 インティマレーザー治療後は、これらの多岐にわたる効果が実感でき、更年期特有の悩みを総合的に改善することが期待されます。生活の質を向上させるための強力な手段として、多くの女性に支持されています。

 

インティマレーザーの治療の実際と、期待できる効果

インティマレーザーの治療は、通常30分程度で終了します。表面麻酔を使用するため、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。施術後はすぐに日常生活に戻ることができ、ダウンタイムがほとんどないのが特徴です。

治療の効果は個人差がありますが、月に一度の照射を3回程度繰り返すことがおすすめです。これにより、徐々に効果が現れ、持続することが期待されます。複数回の治療を通じて、膣内や外陰部の潤いや弾力が改善されるのを実感できるでしょう。

インティマレーザーは、忙しい方や即効性を求める方にも適した治療法です。定期的なメンテナンスを行うことで、より長期間にわたって効果を維持することが可能です。

処置室

インティマレーザーのリスクと注意点

インティマレーザーは比較的安全な治療法ですが、施術後数日は稀に軽度の痛みや出血が生じることがあります。また、効果には個人差があるため、一度では変化がわからないという場合もあります。

治療を受ける前には、専門医とのカウンセリングを通じてリスクや効果について十分に理解することが重要です。

インティマレーザーについてはこちらの記事もぜひご覧ください。

更年期のデリケートゾーンのかゆみの治し方 【膣がヒリヒリ】レーザーや手術の効果は?

 

小陰唇縮小術

 次に、更年期のかたにも多数お受けいただいている婦人科形成の定番手術「小陰唇縮小術」についてもまとめます。

小陰唇縮小術の概要と適応症状

 小陰唇縮小術は、小陰唇の余分な部分を切除し、形を整える手術です。更年期においては、ホルモンバランスの変化や出産などで小陰唇が肥大することがあります。

お若い頃に比べてにおいがキツくなったり、蒸れやすくなったり、びらびらの黒ずみが目立つようになったりとお悩みも増えます。 小陰唇縮小術は、小陰唇の形を整え、見た目や機能面での問題を改善することを目的としています。

            オペ室

 

更年期女性における小陰唇縮小術の利点

 更年期には小陰唇の肥大が原因で、摩擦や引っ張られた感じなどの不快感を感じることがあります。小陰唇縮小術を受けることで、これらの症状が軽減され、快適さが向上します。

また、見た目のコンプレックスが解消されることで、自信を取り戻すことができます。

 

小陰唇縮小術の流れと術後のケア

 渋谷あおぞらクリニックでは手術は静脈麻酔を使用して行います。これにより、痛みを感じずに受けていただくことができ、また安全性を高めるための措置でもあります。

手術は30分程度で終了し、静脈麻酔の効果が切れるまで休憩を取った後、帰宅することができます。術後数日間は軽度の痛みと出血が見られることがありますが、これらは通常の反応です。また、腫れが数週間続く場合もありますが、日常生活には比較的すぐに戻ることができます。痛みを和らげるための薬や、炎症を抑えるための薬が処方されることがありますので、指示に従って服用してください。

  • 清潔を保つこと

 術後の傷口を清潔に保ち、感染を防ぐために毎日優しく洗浄してください。

  • 激しい運動やお風呂を控える

 術後1-2週間は激しい運動やお風呂に入ることを避け、傷口の回復を促しましょう。

  • 医師の指示に従う

 術後のケアについて医師から詳しい指示がありますので、必ずそれに従ってください。

これらのケアを適切に行うことで、手術の効果を最大限に引き出し、早期の回復が期待できます。渋谷あおぞらクリニックでは、術後のフォローアップも丁寧に行っておりますので、何か気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

 

小陰唇縮小術のリスクと注意点

 小陰唇縮小術は一般的に安全な手術ですが、術後の感染や傷の治癒不良などのリスクがあります。

また、手術の結果には個人差があり、期待通りの形にならない場合もあります。手術を受ける前には、医師との十分なカウンセリングを行い、リスクや効果について理解しておくことが重要です。

 

VIO脱毛の利点

最後に、更年期以降のフェムケアとして検討されるかたの多い「VIO脱毛」についても説明していきます。

VIO脱毛の概要とメリット

VIO脱毛は、デリケートゾーンのムダ毛をレーザーで永久的に減毛する方法です。

更年期にはホルモンバランスの変化により、ムダ毛が増えることがあります。VIO脱毛を行うことで、清潔さを保ちやすくなり、見た目もスッキリと整います。

 

更年期女性におけるVIO脱毛の重要性

 更年期には、デリケートゾーンの肌が薄くなり、敏感になるため、ムダ毛の処理が難しくなることがあります。VIO脱毛は、自己処理の手間を省き、肌のトラブルを防ぐ効果があります。特に、汗やおりものの増加による不快感を軽減することができます。

          施術

 

VIO脱毛は何回でキレイになる?

 VIO脱毛は、完全に毛をなくすためには通常5~8回程度繰り返すことが必要となります。各回の施術は30分程度で、施術後はすぐに日常生活に戻ることができます。

脱毛の効果は永久的であり、ムダ毛のない清潔な状態を維持するとができます。

VIO脱毛の注意すべきポイント

 VIO脱毛は安全な治療方法ですが、施術後に軽度の赤みや腫れが生じることがあります。

また、肌が敏感な方は一時的にアレルギーのような症状を生じる場合があります。施術を受ける前には、専門のクリニックでカウンセリングを受け、自分の肌質や体質に合った治療を選ぶことが重要です。

ここまで記載してきた手術やレーザー、脱毛などを取り入れることで、更年期におけるデリケートゾーンの悩みを効果的に解消し、より快適な生活を送ることができます。次に、デリケートゾーンのセルフケア方法について詳しく説明します。

 

医療レーザー脱毛(Gentle max pro)

 

デリケートゾーンのセルフケア方法

ホームケアの重要性と基本的な方法

デリケートゾーンのケアは、日常の一部として取り入れることが重要です。特に更年期には、肌の乾燥や敏感さが増すため、以下の基本的なケア方法を実践することで、不快感を軽減し、健康な状態を保つことができます。

  • 適切な洗浄

デリケートゾーン専用の低刺激性のソープを使用し、優しく洗浄することが大切です。過剰な洗浄は避け、バリア機能を保つために必要な皮脂を取りすぎないようにしましょう。 
 

  • 保湿

 洗浄後には、専用の保湿クリームやオイルを使用して、乾燥を防ぎます。天然成分を含む製品を選ぶと良いでしょう。

  • 通気性の良い下着の選択

 コットン素材などの通気性の良い下着を選ぶことで、湿気を防ぎ、肌トラブルを予防します。

 

適切な下着の選び方

デリケートゾーンの健康を保つためには、通気性の良い、フィット感のある下着を選ぶことが重要です。以下のポイントに注意して選びましょう。

  • 素材

 コットンやシルクなどの天然素材は、通気性が良く、肌に優しいです。合成繊維は避けましょう。

  • デザイン・サイズ

締め付けが少なく、適度にフィットするデザインが望ましいです。タイトな下着やレースなどの装飾が多いものは避けるようにしましょう。

保湿クリームやオイルの使用方法

 デリケートゾーン専用の保湿クリームやオイルを使用することで、乾燥を防ぎ、肌の健康を保つことができます。

 

更年期以降のフェムケアなら
渋谷あおぞらクリニックで

 渋谷あおぞらクリニックでは、経験豊富な医師が専門的な知識と技術を持って、デリケートゾーンのお悩みを解決しています。

インティマレーザー.小陰唇縮小術.VIO脱毛など、最新の治療方法を提供しています。

渋谷あおぞらクリニックは、患者様お一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングと、安心・安全な治療を心がけています。多くの患者さんから、治療効果や対応の丁寧さについて高い評価をいただいています。

更年期のかたもそうでないかたも、ご自身のデリケートゾーンやフェムケアについて小さなことでも悩みや疑問があればいつでもご相談くださいね。

 

           受付

 

まとめ

更年期におけるフェムケアの重要性について詳しく説明し、具体的な治療方法としてインティマレーザー、小陰唇縮小術、そしてVIO脱毛について紹介しました。

渋谷あおぞらクリニックでは、更年期のかたに限らず幅広いご年代のかたに対して婦人科形成を中心とした治療・施術をたくさんおこなっています。ぜひお気軽に相談ください。

 

       診察風景

 

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