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【症例写真】肝斑に対するレーザートーニングの効果~失敗しないために~

シミ治療  / 美容皮膚科

 

肝斑は、主に中年期の女性に特に多く見られる顔の左右対称に現れる薄茶色のシミです。

主に、頬骨の上部、額、口周り、こめかみに発生しやすく、メラニン色素が皮膚内に不均一に蓄積することで形成されます。

肝斑は痛みやかゆみなどの自覚症状は伴わないため、健康上の問題はほとんどありませんが...

美容面で悩む方が多くいらっしゃいます。

紫外線の影響で肝斑は顕著になるため、紫外線対策が推奨されます。

また、ストレスや睡眠不足、栄養の偏りも肝斑の悪化につながり得るため、生活習慣の改善が予防につながることもあります。

 

 

肝斑の原因とは?

肝斑の原因は多岐にわたりますが、主にホルモンバランスの変動が関係しているとされています。

特に女性ホルモンが大きく関与しており、妊娠や閉経期、避妊薬の使用などが肝斑の出現を促すことがあります。

加えて、紫外線が皮膚にダメージを与えることでメラニンが過剰に生成され、これが色素沈着を引き起こす主要な原因の一つです。

 

予防策としては、

SPF値の日焼け止めを使用することが最も効果的です✨

また、ビタミンCEなどの抗酸化物質を多く含む食品を積極的に摂取することも、肌の健康を維持し、色素沈着を抑える手助けになります。

当院でも取り扱いがありますのでぜひご相談ください😊

 

 

レーザートーニングの効果

レーザートーニング、特定の波長の光を肌に照射することでメラニン色素に直接作用し、肝斑を含むさまざまな種類の色素沈着を改善する治療法です。

この治療は、痛みを最小限に抑えつつ、不要な色素のみをターゲットにするため、周囲の健康な皮膚には影響を与えません😊

 

通常、数週間に一度のペースで複数回の背術を受けることが推奨されており、治療後は肌のトーンが均一になり、明るさを取り戻す効果が期待できます。

 当院では2週間おきに照射が可能です!

 

ただし、完全な効果を得るには数ヶ月を要することもあり、患者様によって効果の程度には差があるため、個々の状態に合わせた治療計画が必要です。

また、治療後は日焼け止めを使用するなど、日常的なスキンケアが重要になります。

 

 

レーザーで肝斑が悪化?肝斑が悪化する原因

肝斑の治療としてレーザーが用いられる場合、一般的には安全で効果的ですが、場合によっては肝斑が悪化するリスクもあります。

特に、レーザートーニングではなくスポットのしみとりレーザーなどを安易に照射してしまうと肝斑部の悪化が生じることがあります。

また、IPL(フォト・フォトフェイシャルなど)の不適切な照射によっても肝斑の悪化が見られることがあります。

この悪化は色素沈着と呼ばれ、レーザー治療後にメラニン色素が過剰に生成されることで起こります。

 

 

では、どうしたらいいか⬇️⬇️

 

レーザーなどでの肝斑悪化を防ぐ方法

悪化を避けるためには、治療前に美容皮膚科の経験が豊富な専門の医師による適切な肌の評価が必須です!

継続的な治療において気付かぬうちに肝斑が悪化しているということもありえるため、毎回画像診断機などでお肌の色素状態を判断してくれる医院を選ぶことも大切です。

 

渋谷あおぞらクリニックでは、IPLやレーザートーニングを受けてくださる患者様みなさんに対して毎回写真撮影をおこない、経過が問題ないことを確認しています。

 

また、レーザートーニングなどによる肝斑治療後は、紫外線によるダメージを防ぐために、日焼け止めの徹底が求められます。

さらに、治療後の肌は特に敏感になっているため、刺激的なスキンケア製品の使用は避け、穏やかなケアを心がけることが推奨されます。

 

 

レーザートーニングの失敗例とその対策

肝斑に対するレーザートーニング治療は多くの場合において効果的で安全ですが、”失敗された”と感じてしまうような例も中には存在します。

失敗の一例として、適切な設定で行われなかった場合などに肌へのダメージが生じ、低温火傷のような赤みが一時的に生じてしまうことがあります。

また、施術者の経験不足により、均等にレーザーが照射されないことで、治療後に不均一な肌のトーンやテクスチャが生じることもありえます。

 

渋谷あおぞらクリニックではこうしたことが生じないよう、定期的に研修をおこないスタッフ間での照射技術を統一・向上させるよう努めています。

こちらの動画もぜひご覧ください!

 

 

レーザートーニングによる白斑のリスク

レーザートーニング照射により、稀に白斑という合併症が生じることがあります。

初期の小さな白斑は見落とされやすく診断が難しいことも多い一方、レーザートーニングで生じた白斑は難治性でなかなかよくなりません。

白斑が生じた変化をしっかり確認するためには適切な画像診断をおこないお肌の状態を毎回確認することが大切です。

 

渋谷あおぞらクリニックでは画像診断機NeoVoirを用いて毎回のお肌状態を撮影し、経過が順調であるか・白斑のような合併症の疑いがないかを確認しています!

↓NeoVoir

肌診断

 

 

保険適用は可能?レーザートーニングの経済的側面

レーザートーニングの治療の費用は、治療を行うクリニックや地域、必要な施術回数によって大きく異なります。

一般的に、この治療は美容目的のため保険適用外となることが多いです。

 

経済的な負担を軽減するためには、適正価格で施術をおこなっているクリニックを選び、かつ治療前にクリニックにて詳しい見積もりを確認しておくことが重要です。

また、治療の効果を持続させるためには、一度きりの処置ではなく定期的に施術を受けることが必要です。

そのため、治療後も肌の状態を良好に保つために適切なスキンケアや定期的なチェックが推奨されます。

 

ご自身の経済状況と照らし合わせて月々いくらくらい使用することが可能か考え、希望に見合ったプランを立てることも大切です。

なお、渋谷あおぞらクリニックでは現金・クレジットカード・医療分割でのお支払いが可能です☺️

お会計の際にはご都合の良いお支払い方法をスタッフにお申し付けください😊

 

 

レーザートーニングによる肝斑治療の症例画像

30代女性の肝斑治療の症例をご紹介します。

肝斑の診断は難しいことも多いですが、このかたはどちらかというとわかりやすく頬骨部に肝斑がありました。

レーザートーニング10回とトラネキサム酸の内服により、肝斑の改善とお顔全体のトーンアップ、肌質改善効果を得られています!!

 

 

 
 
 
 
 
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🌟レーザートーニング 価格:1回 21,780円(税込)

レーザートーニングには一時的な赤みやひりつきが生じるリスク、白斑が生じるリスクがあります。

美容皮膚科の施術には個人差があり、肝斑に対するレーザートーニングの治療にも効果が出やすいかた・でづらい方いらっしゃいます。

 

上記症例写真はあくまでも一例として、肝斑治療の参考にしてください☺️

 

 

肝斑の飲み薬による治療:トラネキサム酸の使用

肝斑の治療として様々なレーザーなどの施術がありますが、実は皮膚科的に一番大切なのが「トラネキサム酸」の内服です。

トラネキサム酸は、もともと出血を抑える目的で使用されていましたが、その効果の中にメラニン生成の抑制があることがわかり、色素沈着の治療にも応用されるようになりました!

肝斑の原因となる過剰なメラニンの生成を抑えることによりシミの形成を防ぎ、既存の肝斑の見た目を改善します。

トラネキサム酸の内服をレーザー治療と併用することで、さらに肝斑治療の効果を高めることが可能です😊

 

ただし、トラネキサム酸を使用する際には、副作用のリスクもあるため、医師の指導のもとで適切な用量と期間を守って使用することが重要です。

単剤で内服する分には基本的に問題ありませんが、ホルモン剤を内服しているかたや喫煙されているかたは血栓症のリスクが高まるため、服用の可否については医師に確認するようにしてください。

 

 

肝斑に対するレーザートーニングなら渋谷あおぞらクリニック

渋谷あおぞらクリニックでは肝斑の治療を多数おこなっています。

当院で施術を受けていただくにあたり意識していることをまとめます。

 

  • カウンセリングの際や毎回の施術前には必ず画像診断機でお肌の写真を撮影し、経過を確認してから照射している
  • コース消化中のかたも定期的に医師によるカウンセリングをおこない、患者様と一緒に客観的な変化や効果を確認するようにしている
  • レーザートーニング、内服治療、外用薬や化粧品、そのほかピーリングなど様々な幅広い施術や治療をご案内している
  • お客様お一人ひとりの忙しさや予算、期待されている効果などをうかがってカスタマイズした施術プランをご提案している

 

ご自身のシミが肝斑なのかわからない適切な治療がわからないというかたはぜひ気軽にご相談におこしください😊

カウンセリングだけでも大丈夫です☺️

 

↓渋谷あおぞらクリニックのレーザー室

 

 

 

肝斑治療に関するよくある質問

ここからは、肝斑やレーザートーニングについてのよくある質問をまとめていきます。

 

Q1 : 肝斑のレーザートーニングの効果は何回で出る?

A : 肝斑の状態や肌質にもよりますが、まずは510回程度定期的に照射することがおすすめで、少しずつ改善していくことが多いです。

2週間から4週間に一度で、なるべく期間を空けずに継続するようにしてみてください。

 

Q2 :トラネキサム酸を飲むのをやめると肝斑はまた出る?

A : トラネキサム酸は効果的に肝斑を抑制することができますが、内服をやめてしまうと一度改善した肝斑が再発・悪化する可能性はあります。

 

そのため、長期的な肌の状態の改善を目指し、日焼け止めの使用や適切なスキンケアを継続することが重要です。

 

飲み忘れないよう注意し、数か月単位で内服を続けてください。

 

Q3 :レーザートーニングは効果なしという話は本当?

A : レーザートーニングは肝斑の治療として有名で多くの患者様にとって効果的な治療法です。

 

一方で、その効果には大きな個人差があります。

 

治療に反応しやすい肝斑の場合は数回でも目に見えた効果が現れますが、一方10回程度くりかえしてもなかなか効果がはっきりとわからないというケースもあります。

また、肝斑を完全に消すのは難しい場合が多いですが、適切な治療計画と正しい施術方法を選べば、目立たなくすることは可能な場合が多いです。

 

カウンセリングの際に、レーザートーニングの施術による効果の予想やどれくらい期待できるかといったところを医師に確認し、イメージをすり合わせておくことも大切です。

 

🌷鶴田ゆき医師🌷

 

10. まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます😊

渋谷あおぞらクリニックは、知識豊富な医師、多くの施術を行ってきたスタッフが対応いたします‼️

安心してカウンセリングや治療を受けに来てください!!

 

🌸川口りか医師🌸

診察風景

 

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