股が痒い・・・何科の病院に行くべき?生理前後などのデリケートゾーンのかゆみの対処法
「股が痒い…」と感じることは、実は多くの女性が経験する悩みです。
しかし、このような症状が出たときに、何科の病院に行けばいいのか迷ってしまうことも少なくありません。
股のかゆみは、肌トラブルや感染症、ホルモンバランスの変化など、さまざまな原因が考えられます。
ですので、まずは専門の診療科で適切な診察を受けることが重要です。
しかし、実際に病院に行って「特に異常はありません」と言われてしまった場合、その後の対処法に悩むこともあるでしょう。
今回のコラムでは、まず最初に相談するべき診療科、そして産婦人科で異常なしと言われた場合に
考えられる原因や対策について詳しくお伝えします。
かゆみが繰り返し起こる原因と、それを解消するための具体的な治療法についても解説していきますので
ぜひ参考にしてみてください。
股が痒いと感じたときに最初に行くべきは何科?
股のかゆみを感じたら、まずは産婦人科の病院を受診することをおすすめします。
産婦人科の先生は、女性の体全般にわたる知識を持っており
特にデリケートゾーンのトラブルに関して豊富な経験を持っています。
デリケートゾーンのかゆみは、感染症や皮膚のトラブルなど、さまざまな原因が考えられるため、専門医による診断が重要です。
産婦人科では、まず感染症の有無を確認するための検査が行われることが一般的です。
例えば、膣炎や外陰炎、カンジダ症といった感染症は、かゆみの原因としてよく見られるものです。
また、ホルモンバランスの乱れによる乾燥や皮膚のトラブルが原因の場合もあります。
これらの原因に対しては、抗生物質や抗真菌薬の処方、または保湿剤やホルモン治療が行われることがあります。
ただし、場合によっては「異常なし」と診断されることもあります。
これは、目立った感染症や疾患が見つからなかったことを意味しますが
それでもかゆみが続く場合には、他の原因や治療方法を探る必要があります。
産婦人科の病院で異常なしと言われた場合
産婦人科で「特に問題ありません」と言われたとしても、実際にはデリケートゾーンのかゆみが続くことがあります。
この場合、かゆみ止めの軟膏を処方されることが多いですが、それが一時的な解決にしかならないことがよくあります。
軟膏を塗ると、症状が一時的に改善されるため、安心するかもしれませんが
数日や数週間後にまた同じ症状が現れることがあります。
このように、かゆみが繰り返し起こる場合には、根本的な原因を解消するための治療が必要です。
例えば、かゆみの原因が摩擦や乾燥によるものであれば、その原因自体を取り除くことが重要です。
また、デリケートゾーンのかゆみは、心理的なストレスや生活習慣の影響も受けやすいため、包括的なアプローチが求められます。
繰り返すかゆみに悩んでいる場合、産婦人科で異常なしと診断されたとしても、他の治療法や専門のクリニックを検討することをおすすめします。
かゆみが長引くと、日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、心身の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
早めに適切な対処を行うことで、快適な生活を取り戻しましょう。
小陰唇縮小術によるかゆみの解消
デリケートゾーンのかゆみを解消しうる代表的な施術に「小陰唇縮小術」があります。
小陰唇の大きさが、股がかゆい原因に?
小陰唇(しょういんしん)というのは、女性の外陰部にある小さなひだのことです。
このひだが大きくなると、下着や衣類と擦れてしまい、それがかゆみの原因になることがあります。
特に、運動時や歩行時に摩擦が強くなりやすく、これが長期間続くと皮膚が炎症を起こし
さらにかゆみが増す悪循環に陥ることもあります。
また、小陰唇の形状や大きさが左右で異なる場合もあり、これが原因で一方だけが特に擦れやすくなることもあります。
こうした状況では、単純に軟膏を塗るだけでは根本的な解決にはならず、小陰唇自体を縮小する手術が有効です。
小陰唇縮小術とは
小陰唇縮小術とは、肥大した小陰唇を小さくする手術です。
渋谷あおぞらクリニックでは、小陰唇縮小術を静脈麻酔を使って行っています。
静脈麻酔を使用することで、手術中は痛みを感じることなくリラックスした状態で受けられます。
手術は30分から1時間程度で終了し、その後は数時間の休憩をとってから帰宅することができます。
術後のダウンタイムも比較的短く、通常は数日から1週間で日常生活に戻ることが可能です。
術後のケアとしては、清潔を保ちつつ、術部に負担をかけないよう注意することが求められます。
かゆみが完全に解消されると同時に、見た目も整い、心理的な負担も軽減されるため、多くの患者さんから高い満足度が得られています。
小陰唇縮小術については以下の記事もご覧ください。
尿の飛び散りを防止する方法【トイレで尿が飛び散る原因と対処法】医師が解説
小陰唇縮小術は生理中でも受けられる?婦人科形成手術について解説
婦人科形成の失敗症例〜小陰唇縮小術のデメリットや失敗の対処法〜
小陰唇(しょういんしん)の肥大と原因と大きさの平均【びらびらが大きい】
インティマレーザーによるかゆみの解消
次に、デリケートゾーンのかゆみをおさえてくれるレーザーであるインティマレーザーについて説明します。
膣の乾燥による股の痒み
年齢やホルモンバランスの変化により、膣(ちつ)の粘膜が乾燥しやすくなることがあります。
この乾燥は、特に更年期以降の女性に多く見られ、かゆみや不快感の原因となります。乾燥が進むと、粘膜が薄くなり、炎症や感染のリスクが高まることもあります。
膣の乾燥は、ホルモンバランスが乱れたときに生じやすく、これにより膣の潤いが失われ、
かゆみや灼熱感が引き起こされることがあります。
このような症状が続くと、日常生活に大きな影響を与えるだけでなく、
性交時にも痛みを感じることが増えるため、早めの対策が必要です。
インティマレーザーとは
インティマレーザーは、膣の内側にレーザーを照射し、コラーゲンの生成を促進することで
膣の粘膜を強化し、潤いを取り戻す治療法です。
このレーザー治療は、非侵襲的で痛みが少なく、施術後すぐに日常生活に戻ることができるため、多くの女性に選ばれています。
通常、インティマレーザーは数回にわたって施術が行われ、そのたびに効果が積み重なっていきます。
施術自体は15〜30分程度で終了し、施術後はすぐに普段の生活に戻れます。
また、膣の潤いが改善されることで、かゆみや違和感が大幅に軽減され、生活の質が向上します。
さらに、インティマレーザーは、膣の弾力性を回復させる効果もあるため、
性交時の痛みや違和感も軽減されることが期待されます。
乾燥によるかゆみや不快感に悩んでいる方には、非常に有効な治療法です。
渋谷あおぞらクリニックでの陰部の痒み治療
渋谷あおぞらクリニックでは、股のかゆみに対して小陰唇縮小術やインティマレーザーをはじめ幅広い治療法を提供しています。
患者様お一人ひとりの悩みに寄り添い、最適な治療方法を提案することを大切にしています。
クリニックには、経験豊富な専門医が在籍しており、最新の医療機器を用いた高品質な治療が受けられます。
また、渋谷あおぞらクリニックでは、患者様がリラックスして治療を受けられるよう、丁寧なカウンセリングを重視しています。
治療に関する不安や疑問点をしっかりと解消し、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
おわりに
もし股のかゆみに悩んでいるなら、まずは産婦人科で相談してみましょう。
そして、もし「異常なし」と言われても、かゆみが続くようであれば、渋谷あおぞらクリニックでの相談をおすすめします。
専門的な治療と丁寧なケアで、快適な生活を取り戻すお手伝いをいたします。
股のかゆみは、放置するとさらに悪化することがあるため、早めの対策が重要です。
渋谷あおぞらクリニックでは、かゆみの原因に応じた最適な治療法を提供し
患者様の生活の質を向上させるためのサポートを行っています。
ぜひお気軽にご相談ください。
また、当クリニックではさまざまな施術のキャンペーンも実施しております。
最新のキャンペーン情報は、キャンペーン一覧をご覧ください。お得な情報を見逃さず、ぜひご利用いただければと思います。
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